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予備選挙とは

大統領候補者を絞り込む選挙です。

ところが、この選挙が一番時間が掛かってます。

まず候補者を絞り込まないといけません。どうやるのか、1月にアメリカ全50州で

予備選挙が始まります。民主、共和両党内では既に前年から

有力候補者達が名乗りを上げていて、 その人たちの中から誰を党の候補者にするか、

それぞれ州ごとに投票や党員同士の話し合いで絞り込んでいきます。

このうち予備選と党員集会が集中する3月上旬の火曜日は、各党の最終候補者が

ほぼ確定してしまうので、決戦の日という意味をこめてスーパー・チューズデーと呼ばれています。

スーパー・チューズデーは前半戦最大のポイントです。

それらの結果を結合して、6月までに全国党大会に出席する人が選ばれます。

予備選挙が終わると、両党の全国大会で各党1人だけ統一指名候補者を決定します。

決め方は単純、予備選挙で最も多くの支持を勝ち取った人を正式に党の候補者に決めるのが 一般的です。

実は、大抵各州の予備選挙や党員集会で既に決まっているため、全国大会は選挙というより

本選挙前に党内の結束を図るお祭的なイメージが強いです。

ここで選出された候補者は9月上旬の国民の休日「労働祭」から一般投票に向け選挙戦に突入します。

全国遊説やテレビ討論会など、数々の戦略が入り混じった戦いはアメリカ国民一大関心事となります。

 

本選挙は2段構え

まず州ごとに一般の有権者が投票し選挙人を決めます。

選挙人とは、大統領を選ぶ権限のある人のことで、各州ごとに人数の定数が割り振られています。

つまり、一般の有権者は大統領を選ぶわけではなく、大統領を選ぶ人(選挙人)を選んでいるわけですね。

そして、選挙人が決まったら、改めて本選挙を行い、選挙人の数を過半数以上獲得した人が

当選するという仕組みになっています。 ややこしいですね・・

ここで面白いのはアメリカ大統領選挙の大きな特徴の勝者独占方式(WinnerTake-All)です。

これは、その州で1票でも多く票を得た候補者が、その州に割り当てられた選挙人を

全員獲得できるというルール。

まれに得票数と選挙人の獲得数が逆転することが起こったりします。

選挙人の数の多い州でわずかな差でも勝てば、数の少ない州で負け続けても、

選挙人の獲得数で上回ることができてしまうという仕組みです。
※2000年の本選挙がいい例です。得票数はゴアがブッシュを上回ってたにも関わらず、
獲得州数はブッシュが多かった為、ブッシュが大統領に就任しました。

この後、翌年1月に上下両院の合同会議で開票して正式に当選が確定します。

これがアメリカ大統領選挙のざっくりですが流れの解説です。